M&A成約事例

後継者対策M&A

■業種:金属プレス加工業、金型製作
■売上:5億円  
■経常利益:7,000万円
■従業員:30人

会社の状況:創業35年、法人化して16年の中小企業。 今期、過去最高の業績ながら大手電機メーカーの下請けのため、いつ取引が切れ業績が悪化するか分からない不安を抱えていました。また、子供は娘2人で、娘婿(1人は大手商社に就職、1人は芸術家)にも会社を継ぐ意志はありませんでした。ある時、幹部社員から、「社長はもう60歳を超えていますし、将来この会社をどうされるおつもりですか?」と言われた事が契機となり、自分の代わりになるサラリーマン社長を探したものの良い人が見つからず、M&A(譲渡)を決意されました。

□売り手(譲渡企業)の問題点
1.後継者がいないため、社長が引退すれば、会社を解散する可能性がありました。
2.もし、サラリーマン社長を探し出したとしても、株主は現社長のままのため、経営にはタッチしないものの業績が悪化した場合の責任(自宅が会社の借入金の担保に入っている)だけ残るという
危険な状態になる可能性がありました。
3.売上の90%以上が1社に偏る下請けのため、取引の解消=会社の解散というリスクがある。

□M&Aのメリット
大手電機メーカーの下請け同士がM&Aでグループ会社になることにより、得意先1社依存のリスクを分散することができた。また、大手電機メーカーのヒット商品により、受注が大きく左右される(ヒット商品が出れば、しばらくフル稼働になるが、その商品が売れなければ、工場の稼働率が極端に低下する)ので、売り手と買い手が同業であることから、2社が協力してビジネスチャンスを逃すことなく充分な供給体制を確保することができた。
この成約事例を登録したのは・・・(株)マイベルコンサルティング